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2009年1月31日 (土)

『妙貞問答』上巻は発見されているらしい

『妙貞問答』について以前書きましたが、はてブで上巻発見されているという情報を書いてくれてるかたが居て、知りました。

要は私の読んだ本が古すぎるのですね。(70年代の本。その時点では神宮文庫に中下巻しか現存していなかった)。

天理図書館所蔵ってことは、天理が保持してたのかな?


実は天理教や天理大は信仰史などの学術的にはものすごく重要な仕事をしている。

明治維新のごたごたで毀損されたような中世の文献を大量に確保してくれているのです。

天理教と言えば教派神道ですが、国家神道以前の神道資料を大量に持っているのはここが一番なのです。

神仏習合関係の本とかによく出てくる吉田神道の祭壇の開設図とかなんだかんだとかもたいがい天理大所蔵となってます。


天理大の所蔵資料展という博覧会が以前行われたようで、その目録をちょっと拝見しましたが

神道関係だけなんかじゃない。凄かった。

仏教もキリスト教も、古墳出土物からなんでもかんでもとりあえず集めまくっている。

日本だけでなく海外のなんちゃらもたくさん(中国古代王朝のなんかとか)。なんで集めてるんだろう?と分からないものまでとりあえず取っておいてる。

まさに「博物学」といった視点で収集してる感がありました。


発見の経緯よく分かりませんでしたが、天理大の研究者がもちまえの博物学的なネットワークでどっかから発掘してきたんでしょかね?

それとも所蔵していた古文献の中から発掘した?


天理大はやはりあなどれない。

生駒の朝鮮寺研究のときも非常に参考になったのは戦前からずっと発行されている天理大朝鮮学会の発行してる『朝鮮学報』でした。

戦前の朝鮮系移民の暮らしや、朝鮮寺信仰についてなど、コアな情報が古い号にありまして、図書館で捜し求めました。

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