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2010年3月12日 (金)

ぐだぐだっぷりがたまらない!尼寺三十六ヶ所札所

前記事で光明真言宗という宗派の寺があって、なんぞこれ?と思いましてちょっと調べたんですが、和歌山・那智勝浦にある光明宝院というお寺が名乗っている宗派のようです。真言系では別流派と単立宗派を名乗る寺院たくさんあるのでその類かな?と思ったんですが、他所にも光明真言宗を名乗る寺が少ないながらあるようで、よく分かりません。


光明宝院についてはこちらに説明があった。


和歌山県那智勝浦町の国道42号が湯川トンネルに入る直前に「南紀高野山」「蓬莱山光明宝院」などの石柱が並び、なだらかな坂の上に鐘楼や本堂が見える。

人影のない境内を歩いて本堂の前に立つと、中から白衣の尼僧が現れた。伊藤眞順住職(85)だった。

住職によると、光明宝院はもともと大阪・藤井寺市にあった。私鉄用地として買収され、当時の寺上宝集住職が、病気に悩む信者に加持祈祷をしていたこともあって温泉の出る場所を探し、湯川温泉から山一つ隔てた現在地に1958年(昭和33年)に開山した。

http://www.f-age.com/backno/0609/0906-7.htm#aa05

よくわかんない…


寺上住職の没後、70年に赴任してきた伊藤住職は小学4年で得度した天性の尼僧だ。尼寺めぐり36所に入ったのは97年。第8番札所だった京都の尼寺が抜けた際、信者の勧めで登録された。


というわけで、尼寺三十六ヶ所というものがあるらしい。初耳。

現在これの8番札所になっているそうだ。


これらのサイトにもリストがあった。

http://www.bukkyo.net/reijo/amadera36.htm

http://www.f-age.com/backno/0609/0906-7.htm#aa06

http://www.gld.mmtr.or.jp/~yuchan/etc/amadera36_1.htm


聞いたこと無い寺いっぱいだなあ。女性住職の寺集めよう!と片っ端みたいな感じですね。有名な伝統的尼寺で入ってないとこいっぱいではある。けど寂光院なんて有名どころも入っている。

和光寺と書かれてもピンとこないが、大阪・堀江の阿弥陀池(善光寺の本尊が出たとされるところ)は確かに住職女性ですが、別に今の代がたまたま女性なだけで尼寺って決まりでもないですよね。

つまり現在女性住職ってだけの縛りなのか!なんと不安定な!リストはじゃあコロコロ変わりうるのではなかろうか…


あとリストが上記3サイトで微妙に違っている。恐らく上から順番に古いリスト順じゃあないかなあ?

冒頭で挙げた8番の光明宝院が一番上のサイトでは霊鑑寺門跡(京都市左京区鹿ガ谷御所)になっている。

また一番下のサイトでは26番が引接寺(千本ゑんま堂・京都市上京区千本鞍馬口下る閻魔前町34)から珠光山 金福寺(兵庫県神戸市兵庫区御崎本町1-1-1)に変わっている。

あと真ん中のサイトにだけ、番外札所として、宇賀山 如意寺 妙音院(奈良県五條市野原町)というのが掲載されている。


あ、こちらのサイトに平成21年3月現在の名簿なるものがあった。

http://www1.tcnet.ne.jp/sakaguti/hitori63.htm

随分リストの寺が違う。順番に並んでいず、県別でずらっと並んでるので、旧来の札所リストに当てはめてみよう。


1 大聖寺門跡   京都市上京区烏丸通り今出川上る

2 光照院門跡   京都市上京区新町通り   常盤御所ときわ

5 曇華院門跡   京都市右京区嵯峨北堀町25   竹の御所

6 観音寺   奈良県桜井市南音羽832  音羽さん・音羽観音

7 寂光院  京都市左京区大原草生町 御閑居御所

8 光明宝院  和歌山県東牟婁郡那智勝浦町湯川   甫子浦のお大師さん

9 行願寺    京都市中京区行願寺門前町竹屋町上る    西国19番革堂

10 得浄明院   京都市東山区林下町(知恩院山内)   善光寺京都別院

11 香雪院    京都市東山区渋谷通り上馬町449    東山聖天

12 岩屋寺     京都市山科区西野山桜ノ馬場町96    大石寺

13 興福院   奈良県桜井市南音羽832

14 

15 中宮寺門跡  奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺北1−1−2  斑鳩御所

16 誕生寺 奈良県奈良市東木辻町   三棟殿

17 高林寺 奈良県奈良市井上町32    中将姫修道地

18 青蓮寺 奈良県宇陀郡菟田野町宇賀志   ひばり山

19 大福寺  奈良県北葛城郡広陵町的場       箸尾の弁天

20 善名称院   和歌山県伊都郡九度山町九度山1413  真田庵

21 和光寺 大阪市西区北堀江3−7−27    あみだ池

22 観音寺 愛知県知多郡阿久比町矢高宇三ノ山高15     お観音さん

23 

24 普門寺  兵庫県赤穂市尾崎825−2     観音さん

25 東山寺  兵庫県津名郡津名町長沢1389  淡路西国第26番

26 引接寺    京都市上京区鞍馬口下る閻魔前町34    千本えんま堂

27 岩瀧寺  兵庫県氷上郡氷上町香良613−4   香良の不動さん

28 村雲瑞龍寺門跡 滋賀県近江八幡市宮内町19−9 村雲御所

29 長寶寺  大阪市平野区平野本町3−4−23   西脇慈容

30 貞寿寺    愛知県津島市今市場2−18  今市場の尼寺

31 隆彦院    京都市東山区渋谷通東大路入瓦役町516     梅辻昭音

32 誓願寺 名古屋市熱田区白鳥2−10−12     源頼朝誕生旧跡

33 仮宿庵  奈良県生駒郡斑鳩町三井1537

34 

35 

36 大本願  長野県長野市元善町500  善光寺

番外 

---

(以下、このリストで新たに登場した寺)

換骨堂     京都市左京区浄土寺真如町82−2

念西寺   石川県金沢市泉2−12−14

大仏寺   富山県高岡市大手町11−29

専称寺  富山県射水市庄西町1−13−5


このサイトでは「尼寺霊場(尼寺めぐり)」とだけあり、36巡りの文字が無いが、なるほど数えると36無いです。

現在この企画は36寺維持できなくなり単に「尼寺霊場」と名乗っているのでしょうか。

過去に作っていたパンフレットによれば尼寺三十六所霊場会という組織名らしいのですが…

なので「参拝順は決まっていません。どの寺院からでもお参り下さい」ということでもはや番号も順番ももはや無しってことなんでしょう。不安定すぎる!!


朱鷺書房から巡礼ガイド本も出版されてたようです。

1998年に「尼寺三十六所法話巡礼 浄心の旅-尼寺めぐり」、2001年に「尼寺三十六所法話巡礼」が出ています。

近畿二府五県と愛知・長野両県にわたる尼寺三十六所霊場は、ある一組の夫婦の心の葛藤を機縁に、1981年に開創された。その後、札所寺院の変更などがあった。

http://www.tokishobo.co.jp/search/books.cgi?hits=4-88602-323-1&links=gnre

「ある夫婦」って何よ?本を読めば載ってるのだろうか…

おそらくこの本を参考に(つまり2001年時リスト)を掲載しているのがこちらのサイト。

http://www.kcn.ne.jp/~hirotaku/amadera/amadera.htm


これまたこれまでのリストのどれとも相当違うリストです。上記21年3月版になるまでにもえらい変更が行われていることが分かります。

第29番 光明山 林照院 月江寺 阿弥陀如来 浄土宗 大阪府大阪市天王寺区

第33番 葛尾山 仮宿庵 阿弥陀三尊 浄土宗 奈良県生駒郡斑鳩町

…の2つはこのリストにだけ登場する。つまり98年版では入っていず、2001年版には入り、2009年版ではもう消えたということになる。絶望した!不安定すぎて絶望した!


過去参加してたが最新の21年版時点で抜けた寺を並べるとこうなる。


(3番) 蓮華蔵 遊心庵 滋賀県大津市大門通8−9

(4番) 宝池山 妓王寺 滋賀県野州郡野州町中北

(8番) 霊鹿山 行願寺 京都市中京区寺町通竹屋町上る行願寺門前町17

(8番)  霊鑑寺門跡 京都市左京区鹿ガ谷御所

(14番) 法華寺 奈良県奈良市法華寺町882

(23番) 蓮土山 道明寺 大阪府藤井寺市道明寺1−14−31

(26番) 珠光山 金福寺(兵庫県神戸市兵庫区御崎本町1-1-1

(29番) 一行山 専修院 滋賀県蒲生郡蒲生町大字石塔961

(29番) 光明山 林照院 月江寺 阿弥陀如来 浄土宗 大阪府大阪市天王寺区

(31番) 菅生山 大宝寺 愛知県知多郡南知多町大字内海字大名切36

(33番) 輝雲山 瑞光院 愛知県豊田市挙母町5−12

(34番) 九関山 宝蔵寺 地蔵院 三重県鈴鹿郡関町新所町1173

(35番) 明王山 普門寺 兵庫県赤穂市尾崎825−2

(番外) 宇賀山 妙音院 如意寺 弁財天女尊 辯天宗 奈良県五條市


8番とか29番が不安定すぎる!(10年で3代目ってことですから)

藤井寺の道明寺って有名寺院ですが、住職女性だったのか。今どうなのか分からないけど、代替わりで男性住職にでもなったのかなあ?

あと、凄く気になるのですが、番外札所で載ってた妙音院 如意寺って辯天宗かよ!

伝統仏教じゃなくって、民間信仰の霊能者の新宗教じゃないか!このリストに入るのは非常に違和感無いかい?

「走り辯天」として知られた新宗教で、要は高校野球によく出てくる智辯和歌山、智辯学園を運営してる宗教団体です。これ入れだすともうキリスト教の女性牧師の教会でもいいじゃんって話になるのでは…

もしかすると脱退相次いだりにはこれも関係してるのかもしれません。


そもそも女性住職が居る寺と、尼寺は別じゃないのかな。

この寺巡りの指す尼寺という語の意味は、女性住職が居るという話なのだろうけど、それじゃあ不安定すぎると思う。


しかしキワモノ好きの朱印マニアは、このコロコロ変わる寺リストが逆に燃えるかもしれませんね!今押してもらっとかなゲットできないレア朱印ですから。

代替わりしたら男の僧侶になって貰えなくなったりするんでしょ?

辯天宗の朱印とか激レアちゃいます!?新宗教の朱印なんて初めて聞きました。おもしろい。すっごい欲しい!

一瞬で消えた月江寺や仮宿庵の尼寺霊場朱印もかなりのレアモノ。今後もこの分だとコロコロ変更が続く可能性が十分あり、これが逆にこの寺巡りの差別化になったりして。

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