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2014年11月23日 (日)

精道大乗会という組織

いろいろ著書読んだり三浦道明研究を私最近してるわけですが…
最近知ったけど、精道大乗会なる組織を全国展開しているという、「天台寺門系 単立寺院 総本山 安祥寺」というお寺がある。
http://www.anshoji.net/

http://www.anshoji.net/whats/index.html
「天台寺門系 単立寺院 総本山 安祥寺」といいます。
平成16年11月に師三浦道明大僧正の死去により完全に独立し単立寺院として生まれ変わり社会貢献と人材の育成を中心に人類の平和と仏教の発展を目的として活動を続けるお寺です。
住所:
〒709-0404 岡山県和気郡和気町木倉栃谷89

三浦道明さんの弟子筋のかたがやっているそうです。
しかし、死去に伴い、完全に独立してるのだそう。つまり、息子らのグループとは関係を絶っているということでしょうか。

「天台寺門系 単立寺院」と分りやすく名乗っているのは好感が持てますね。
私は、別に新宗教も単立法人も、いろんな信仰があっていいと思っているし、本来好意的です。
ただ、紛らわしい自称で無知な人が勘違いする説明や、霊の障りを煽って不安感を誘ってひきつけるような説法とか、そういうのは批判するってだけ。

ここも除霊を謳ってるので、警戒心の目で見てしまいますが、霊感商法のような不安感を煽って除霊にしむける手法は、僧侶たるものがやる説法とは思えませんので、そのあたりはよくよくわきまえていただきたいと思いますね。


三浦氏の弟子ということで、三浦氏の始めた出家得度ビジネスも踏襲している。


http://www.anshoji.net/sounyumon/index.html
僧・尼僧入門・精道大乗会のご案内
~葬送師への近道~
仏教の教えについて学んでみたいと思っておられる方はもちろん、僧への道を真剣に考えておられる方や大切な人を失って無常を感じ、自分で供養をしてあげたいと願う方にも仏教の哲理、秘法や僧の道を学んでいただくことができます。
在家・出家、リストラに合われた方、失業中の方等、男女の別はいっさい問いません。(40~65才位迄)
新しい僧の在り方を追求する、精道大乗会
『精道大乗会』は平成12年1月、安祥寺住職、精道師により創設されました。
精道師は、千年の歴史を持つ三井法脈唯一の継承者、故三浦道明大僧正より特別な指導を受け、数多くの加行を修め、年若くして大僧正位に認ぜられました。
その法力加持力は師をも越えると言わしめた程です。『精道大乗会』は精道師が現代人の『こころの救済』、『人生の再発見』を旗印に、若い僧の育成に力を注いでいます。
宗派、男女の別、年齢、国籍、剃髪有髪の有無など一切不問のユニークな僧集団として注目を集めるとともに、次代の仏教の在り方と、高く評価されています。
僧・尼僧を一生の仕事としたい方に
僧の道を修めていただいた方には、精道大乗会にて密教作法の指導にあたっていただいたり、葬儀などの仏事に僧侶として働いていただくことが可能です。(別院・龍樹院 城北公園ホールをご覧下さい。)
“門はいつも開かれています。可能性を求めて人生を再発見して下さい。”
メールでのお問い合わせは下記をクリックして下さい。詳しい資料をお送りします。
法脈伝授
研修期間中に別院「龍樹院 城北公園ホール」で葬送師の実践研修を行います。修了後は一人前の僧侶として、龍樹院・城北公園ホールにおいて導師としてお務めできます。さらに、最低3年以上の経験を経て、法脈伝授された者は、精道大乗会の支部、若しくは安祥寺の寺中寺院の称号を授与いたします。

お問い合わせ先
精道大乗会宗務本庁
大阪市旭区中宮5-14-5 連宝山 安祥寺内

おや?こちらでは安祥寺は岡山ではなく大阪市旭区になっている。
もしかしたら上の岡山住所は以前のもので、今は大阪なのかな?こちらは葬儀会館とか実際に運営されてるようですから、所在はあきらかですし。

で、葬儀会館をこのお寺は併設運営しておられて、そこで葬送師としてお務めができるとのことで、僧籍取ったあとの活動への補助もあるそうな。
給与どんなけで(あるのかもよくわからん。修行満了後はあるのかな?)、それで食えるのかはなんとも分らんですが。

「千年の歴史を持つ三井法脈唯一の継承者、故三浦道明大僧正より特別な指導を受け」という説明は問題があるのでは?
三井寺には三井寺の法脈の継承が無い、前円満院門跡だった三浦道明氏が唯一の三井寺法流の継承者と申すのでしょ? ウソやん。
そもそも三浦道明氏は、円満院時代、既に三井寺から別れて単立化してましたよね?それが三井寺の唯一の正当と名乗るのはどうにもおかしいと思います。

「安祥寺住職、精道師」というかたは「年若くして大僧正位に認ぜられました」そうですが、その大僧正位とは、いつの時点での、どの宗教団体におけるそれなのか。
三浦道明が円満院門跡だった時代の円満院にてなのか、それとも放逐され三に折られた浦道明グループが別個活動していた時期なのか、それとも三浦道明氏死去後に完全に独立し自身の宗教を立ち上げた団体においてなのか。
法名「精道」と、三浦道明氏の弟子っぽいお名前ですが、どういう立ち位置だったかたなのだろう?

「その法力加持力は師をも越えると言わしめた程です」というのも自称はどうとでも言えるし、別派になってるとすると、他の弟子筋からは認められて無い権威かもしれず、このあたりよくわかりません。

精道大乗会支部紹介
http://www.anshoji.net/shibu/index.html

法名は、「道」と付く名前と、「蓮」が付く名前が多いようです。
支部がリンクになってるのが関東方面に4つありますが、結婚紹介所運営のかたや、占い師のかたのサイトへ飛ぶ。
あとは地元と思われる大阪のかたがずらり。

ただ、「支部」となっていますが、「法脈伝授された者は、精道大乗会の支部、若しくは安祥寺の寺中寺院の称号を授与いたします」ですから、単に伝授を受けたかたのリストってことかなーと思います。
支部寺院を名乗って活動してええよーってことなんでしょうかね?

生前戒名授与の会というのも注目であろう。
三浦家の息子のグループでは「生前戒名の会」というのをやっている。
コレ自体は師の三浦道明氏が始めていた活動でして、それを継続し受け継いだものといえる。
それとはちょっと名前の違う「生前戒名授与の会」です。



http://www.anshoji.net/kaimyo/index.html
安祥寺が生前戒名授与の会の本部事務局となっております。

全くつるんでない様子なので、やはり自称の通り、息子グループとはまた別個に活動されているのかなとの印象を受けます。
ただし、やはり弟子ですし、事業内容は師を踏襲している部分が多いなとは思います。

息子らは、父・三浦道明氏が始めたわりとスレスレな新事業を引き継ぎ、結果としてそれを悪用し、逮捕にまで至りました。
エリックに至る留学生斡旋事業も先代・三浦道明氏時代に既に行われだしたことですし、融資詐欺が行われた出家斡旋も師の代に始まった事業です。
精道氏は、師の活動を引き継いだ内容をやってるとはいえ、全く別で活動しているとのこと。三浦家の息子らと同じようにダークサイドに落ち込まぬよう望みます。僧侶が悩める人食い物にしちゃあいかんでしょう。
同様に、道明氏を放逐したのちの円満院も、新体制になったものの、師が始めた数々の事業はそのまま受け継いでおります。こちらも同じく正しい運営を望みます。
三浦道明氏の論理は、わりと悪用できうるような事業や、論理・思想でした。ゆえに私は懸念の目で見るわけですが、正しい運営をされる限りは頑張って欲しいとは思います。






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