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2014年12月25日 (木)

真言宗豊山派僧侶が「声明」「弘法大師」を商標登録申請

「声明」の商標登録 特許庁に取り下げ要求@中外日報
http://www.chugainippoh.co.jp/religion/news/20141219-001.html


宗教専門新聞社の中外さんが唖然の話を記事にしている。
真言宗豊山派僧侶が「声明」と「弘法大師」を商標として登録申請し、前者については今年2月に登録が完了したという。
これは千葉県佐倉市にある一般社団法人「ごろすけサポートセンター」で、代表は豊山派僧侶の有坂脩岳氏。
なんでもこの団体、霊感商法などの被害者支援事業という名目が活動内容になってるそう。
なんでその団体が、「声明」と「弘法大師」を商標登録する必然が????


「商」標なわけでして、これはあくまで商売するにあたっての標示権であるからして、この活動目的の団体が必要とするのはわけがわからない。
この手の団体の登記上の活動内容は実態に即していないこともよくあり、この団体がなんなのか謎深まる。


豊山派内では当然ながら、特許庁の宗教的、文化的用語の取り扱い方法について異議を唱える動きが出ているそう。


すでに商標登録が完了した「声明」については、豊山聲明大成刊行会が5月に特許庁へ異議申し立てを行った。

同刊行会共同代表の一人、田中 康寛・実相院(東京都中野区)住職は「問題は特許庁が文化的・宗教的な用語を安易に商標登録したことだ」と強調。声明の文化的意義を指摘し、特許庁に登録 取り下げを求めたことを明らかにした。真言宗各派や他宗にも関わる問題に発展することも危惧しているという。

なお、商標登録について有坂氏はブログで「日本の貴重な財産である声明を商標という形で守りたい」という趣旨の説明をしているが、本紙の質問には「宗派との兼ね合いもあり、今はコメントを差し控える」と答えた。






ほんま呆れるほかないね。
けど、こういうアレな動き、他でも過去あった。
浄土真宗本願寺派による、「安穏」の登録騒ぎも以前寺門興隆で載ってたっけな。
「商」標とそぐわないものに対してこういうことはしてほしくないなあと思いますね。




[追記]
「安穏」の件は寺門興隆2007年5月号に記事があったので紹介。
法要庶務部のかたの発言を。

「原則は写真の通り、タテに並んだデザインが基準になりますが、デザインが異なっていても使用禁止の対象にはなります。流れとしては、まず本派が商標登録を特許庁に申請しました。
その後に<安穏>と冠した商品を出したいという業者には、権利を持っているこちらに申請をしてもらい、審査の上で許可を出すということ。もちろん宗派内で使うのは自由です。」


穏便な話口調だが、要するに、「安穏」という文字をあしらったらデザイン違ってもダメ!出したい業者はウチの審査・許可が必要!宗派外で使うのは自由じゃない!

…ってことをおっしゃってます。
なんの権限があって安穏の独占権を持って金儲けしてるのだと。安穏なんて一般的な言葉、あんたらのもんじゃないだろう。人のふんどしで金儲けにしか思えない。下品です。

ありとあらゆるものに対して安穏の申請を出したようで、カレンダー、ポスター、パンフレットなどにも申請が通る予定という、
つまり、どこかの寺院なり、どこかの団体がなんらかのポスター作るにあたって中に「安穏」どうこうという文字列があったら、本願寺派の商標権にひっかかる可能性がることになる。
そんな権利本願寺派に無いと思うけどねえ。
ローソクや線香についても出したが、これらは他社ですでに商標とられてたということで認可されなかったとのこと。


慣用的に使われる語は商標権にふさわしくないと商標法で決められているはず。これは役人が認可通すのがおかしいんじゃないかなと。
以前に「南無阿弥陀仏」を創価学会が申請して通らなかった件なんかもあるそうですが。安穏なんかもそういったものではないのか。
それも広範囲になんにでもとなると、安穏という語自体を独占したい様子が見えてくる。


ちなみに、安穏を使用する際は売上の3%を本願寺派に収める決まりという。このあたりも先の本願寺派職員が語っている。

「“懇志を何%ください”とは言ってないんです。法的には契約によって基準は変わります。通常は3~5%で、ディズニーランドでは7%を徴収するそうです。
そもそも営利事業ではないので、そこまではとりたくない。しかし、デザインを使用されるわけだから、使用される側の懇志を頂戴できれば、という程度です。
3%は目安で、懇志の額を細かく申し上げるということはありません」

また語り口でごまかそうとしてる。ディズニー引き合いに出していかにも割安をアピールしているが、ディズニーと比べるのがそもそもおかしい。

営利じゃないというなら無料でいいじゃないか。単に悪質類似品対策なら別にロイヤリティ求めずともよいはず。
安穏という漢字なんてそもそも自分らが作ったものでもない慣用的な文句。それで金を集めようという下品さをなんとも思わないのでしょうか。

なんつーか、下品。企業がこういう下品をやるのはいくらでもあるけれど、宗門や僧侶がやりだすとかみっともない話だと思います。

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